音響設計の仕事を通しての会館職員のご活躍とご苦労についての感想

日常の設計管理コンサルタント業務を通じて仕事の流れにそって日ごろ感じることを披露したいと思います。
(特に会館職員との関わりについて)

5. 開館準備期間

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この時期がもっとも会館担当者,特に舞台技術者にとって過酷な時期はないんじゃないだろうか。準備期間が半年以上もあるのなら習熟期間も、設備,機器の不具合にも十分対応でき、100%とは行かないまでも、ある程度システムの状態を把握した上で開館に臨むことができるというものである。私の知る限りこの準備期間の少なさによる困ぱいと開館後のオープニングの催し物への対応の多忙さによる心労で失語症になった音響技術者を知っている。個人差との見方もあるであろうが、胃痛になった人は結構知っているがこのような事態に遭遇したことは未だかつてなかったことである。これを誰に責めることもできない状況にあることのほうが痛々しいのである。

(浪花克治記)

Part6に続く。

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